私はこれまでマラソンに13回参加しました。飛行機代や宿泊代をはじめホノルルではあらゆる料金が高騰しています。
そんな中で、極力お金をかけずに節約してホノルルマラソンと観光をしてきた体験談をお伝えします。
ホノルルマラソン2022に参加
2022年12月11日に開催されたホノルルマラソンは50回記念大会となり、それに参加した旅程になります。
出発地は伊丹空港からとなり羽田空港で乗継ぎし、4泊6日の旅となりました。
・12月9日
伊丹 ⇒ 羽田 ANA36便
羽田 ⇒ ホノルル NH186便(現地時刻12/9朝到着)
・12月9日(現地日時)
ワイキキリゾートホテル・チェックイン/宿泊(以降4泊同じホテルに宿泊)
・12月10日
ノースショア観光
・12月11日
ホノルルマラソン参加
飲み会(懇親会)
・12月12日
ダイヤモンドヘッド登頂
・12月13日事前準備
ホノルル ⇒ 羽田 NH185便(日本時刻12/14朝到着)
・12月14日
羽田 ⇒ 伊丹 ANA39便
事前準備
ESTA申請
アメリカに渡航する際のビザ免除プログラムである「ESTA申請」を事前に済ませておく必要があります。
公式ウェブサイトからオンラインで申請することが可能です。
公式ウェブサイトは各国の言語も選択でき、もちろん日本語も対応していますので安心・簡単に申請できます。
ESTA申請費用:$21
モバイル通信費用
いつもはモバイルWiFi端末を羽田空港でレンタルしていましたが、今回は現在使用しているNTTドコモの「ahamo」がハワイでもそのまま利用できるので、追加費用なしです。
ahamoを使用:0円
飛行機・ホテルの予約・確保
ANA特典航空券の予約
ANAのマイルを保有していたので、特典航空券を発券しました。
必要マイル | 40,000マイル |
燃料サーチャージ・税金等 | 25,560円 |
航空機(ANA特典航空券)発券費用:25,560円
ホテルの予約
これまで何度もホノルルマラソンに参加しています。これまでの宿泊はヒルトンホテルに宿泊することがほとんどでしたが、ハワイの物価がすごく高くなっていて、手が出ませんでした。
宿泊予約サイトのAGODAでよさそうなホテルを検索して確保しました。
ワイキキリゾートホテルを確保
ホノルルマラソンのゴール地点であるクイーンカピオラニ公園に近く、ワイキキビーチのすぐ近くにある「ワイキキリゾートホテル」を4泊予約しました。
朝食付きで比較的リーズナブルなホテルを見つけられました!
・チェックイン:2022年12月9日 15時
・チェックアウト:2022年12月13日 11時
・食事:毎朝食付き
・ホテル宿泊費用(予約サイトAGODAに支払い):$618
・リゾートフィー4泊分(ホテルチェックイン時に支払い):$170
ホノルルマラソンのエントリー費用も必要
今回の費用には計上していませんが、ホノルルマラソン走る方はその参加費用も必要です。
早めに申し込むと安くエントリーができます。ホノルルマラソン2023のアーリーエントリーも始まっていますので、参加を決めている方は以下の記事を参考にしてください。
1日目 ホノルル空港~ホテルチェックイン
ホノルルに着いて、飛行機を降り入国審査の通過に約30分ほどかかりました。その待ち時間の間にスマホのモバイル通信ができるようにiPhoneの”オプション設定”を「データローミング”ON”」にするだけでOKでした。
空港からワイキキ間の移動
以前、家族で来た際は「チャーリーズタクシー」を予約してホノルルまで行きましたが、今回は一人旅ということもあり、公共交通機関のバスで移動し費用を抑えます。
事前にスマホにインストールしていた「DA BUS2」アプリを起動して空港からワイキキに行くザ・バス「The BUS」の到着時刻を確認して到着を待ち乗車します。
乗車してからホノルル到着まで1時間と少しかかりました。
ホテルチェックインまでの過ごし方
ワイキキには午前11時ころに到着したので、ホテルのチェックイン時間までまだ4時間ほどあります。
楽天ラウンジで休憩
楽天カードを持っていると、同伴者5名まで利用できる「楽天カード ワイキキラウンジ」がインターナショナルマーケットプレイス1階にあります。
2022年12月5日にオープンしたばかりのラウンジで広いスペースと明るい室内と居心地がよかったです。
無料のドリンクもありました。
ホノルルマラソンのゼッケン受取り
楽天ラウンジにで荷物を預かってもらい、ホノルルマラソンのゼッケンを受け取りに行くことにしました。
受取場所は、アラモアナショッピングセンター近くにある「ハワイ コンベンションセンター」になります。チェックインまで時間もあるし、時差ボケの解消のためにもテクテク歩いて行きました。
ゼッケンを受け取ったあとは、アラモアナショッピングセンターまで行き、JCBカードを提示すると無料で乗車できるワイキキトロリー「ピンクライン」に乗って楽天ラウンジまで戻ろうと思いましたが、なかなかバスが来ずに停留所にはたくさんの人が待ち行列をつくっていたので少しイライラしました。
「そういえばANA便を利用した人が乗れる無料バスがあったな」と思い出しそちらにうまく乗車することができました。
ANA便を利用することにより、エクスプレスバスとラウンジが使える以下の記事も参考にしてください。
ホテルにチェックイン
ANAエクスプレスバスでワイキキに戻ってきた時には14時を過ぎていましたので、楽天ラウンジに預けた荷物を引き取りホテルに向かいチェックインします。
宿泊する「ワイキキリゾートホテル」のフロントには日本語を話せる方もいて、安心してチェックインできました。
部屋の様子
大きなダブルベッドの部屋です。一人では十分な広さです。
古さは否めないですが、きちんと清掃されていて清潔感のある部屋でした。
夕食
この日は時差ボケのためすごく眠かったので夕食は、マクドナルドでチーズバーガーとポテト等を買ったのと、ABCストアでビールやおつまみなどを買ってきました。
あと、マラソンに向けてカーボローディングのために日本から乾燥パスタとパスタソースを持ってきましたので、自分でパスタを作りました。
あと、海外の電気コンセントで使える「トラベルマルチクッカー」も持っていきました。今回はホテルに電子レンジがありましたのでゆで卵を作るくらいしかしませんでしたが、ラーメンを茹でたりちょっとした料理なら活用可能です。
<1日目にかかった費用>
・The Bus(ホノルル空港⇒ワイキキ):$3
・食材・ビール等(ABCマート、マクドナルド):$22
※マックのチーズバーガーは、1個$3.34で日本円にすると500円近くもするんです!やっぱ高い
(大きさは日本で売っているのと同じくらいです。)
でも、ビールは税金が安いせいか日本で買うより安かった気がします。
2日目 ノースショア観光
ホノルルマラソン前日のこの日、今年は「The Bus」に乗ってノースショアまで行きます。
ハワイのThe Busは、一日何度乗っても定額の「1dayパス」というのがあり、以前$5で車内で販売されていたのですが、これがなくなり2121年7月から交通系ICカード「HOLOカード」が登場し、これを$2で購入して事前に$7.5をチャージしておけば一日乗り放題できるよになりました。
・事前にチャージが必要
・一日に何度乗っても引かれるのは最大$7.5まで
・一度バスに乗ったあと乗り換える場合、最初に乗った時間から2時間30以内であれば運賃がかからない
・HOLOカードを持っていないと、乗車の度に現金で$3支払う必要がある
($3より大きな紙幣を使ってもおつりが出ない)
・子ども(6~17歳)用、シニア用(65歳以上)のHOLOカードもあり
ハレイワ観光
The Busを乗り継いで北海岸まで行きます。
まずは、The Busでワイキキからアラモアナショッピングセンターまで行き、そこで乗換えてサーファーの街として知られている「ハレイワ」に向かいます。
所用時間は約1時間40分要します。
有名なジョバンニのガーリックシュリンプをいただきます。
ハーフサイズのガーリックシュリンプです。
東海岸経由でアラモアナショッピングセンターまで
ガーリックシュリンプを食べた後は、またまたThe Busに乗って、今度は東海岸を通りアラモアナショッピングセンターまで帰ってきます。所要時間は約2時間40分と長丁場ですが、きれいな海とサーファーが波乗りする風景を見ながらのんびりと帰ってきました。
<2日目にかかった費用>
・ベッドメイキングのチップ:$2
・HOLOカード(一日乗り放題含み):$9.5
・昼食(ガーリックシュリンプ):$8.5
・夕食:ABCマートでおにぎり等:$5
※パスタはレンジでチンしたので、実質無料
3日目 ホノルルマラソン当日
いよいよホノルルマラソン当日です。
朝5時のスタートで、同時に大きな花火が上がります。
マラソンレース
レース途中で朝日が昇ってきます。
無事にゴールしてひとまずホテルに帰りシャワーを浴びて一休みします。
「ヤードハウス」で打ち上げ
夕方には、毎年ホノルルマラソンの際にご一緒させていただく皆さんと打ち上げです。
2年ぶりにホノルルで食事(飲み会)でしたが、やはり値段が高くなっていましたね。
ビール1杯が7~8ドルほどしましたから日本円で千円以上ですね。
<3日目にかかった費用>
・ベッドメイキングのチップ:$2
・打ち上げ(ヤードハウス):$50
※マラソンからホテルに帰ってきて、ぎりぎり朝食に間に合ったので昼食替わりにいただきました。
4日目 ダイヤモンドヘッド登頂
前日の打ち上げからホテルに帰ってきてすぐに寝てしまいました。ホノルルに行くときはダイヤモンドヘッドからの絶景を見るのを恒例としています。
いざダイヤモンドヘッドへ
この日は朝からダイヤモンドヘッドに登ります。
マラソン翌日なので、足が筋肉痛ですがゆっくり頑張りました。
ダイヤモンドヘッドまでは、またまたThe Busで移動です。HOLOカードに$7.5チャージして向かいました。
頂上付近の長い登り階段です。筋肉痛の足にはキツイ!
頂上からはホノルルの市街が一望できます。わかりづらいですが虹も出ています。🌈
完走証の受け取り
約1.5時間かけてダイヤモンドの登頂・下山後は、昨日のマラソン完走証を受け取りにゼッケン交付所と同じハワイコンベンションセンターまで行きます。もちろんThe Busに乗っていきます。
結果は、3時間27分台。
地元の新聞「Star Advertiser」にTOP250の中に名前が載っていました。
お土産の買い物
その後、アラモアナショッピングセンターからまたまたANAエキスプレスバスを無料で乗車させてもらいワイキキまで帰ってきました。
dポイントを使ってかなりお得に買い物
この時期には、ワイキキ中心部にある商業施設「インターナショナルマーケットプレース」で、NTTドコモのdポイント活用のお得な取り組みがありました。
この円安の時期にこれは交換しない手はないですよね。
1ドル100円相当のレートで買い物ができるんです。
dポイント10,000ポイントを25ドルのVisaギフトカード4枚と交換してくれました。
早速このギフトカードを使って、「インターナショナルマーケットプレース」の中にあるホノルルクッキーのお店でたくさん買い込んで、お土産用として持って帰りました。
ドコモのdポイントクラブのホームページを見るとこのVisaギフトカードへの交換は今は掲載されていないのでやってないかもしれません。
でもホノルルのdポイント加盟店でdポイント100Pを1ドルとして支払えるお店も多いのでお得に活用してみてはいかがでしょうか。
<4日目にかかった費用>
・ベッドメイキングのチップ:$2
・HOLOカード(一日乗り放題):$7.5
・ダイヤモンドヘッド入場料:$5
・土産:dポイント10,000ポイント
・昼食(マクドナルド):$8
・夕食:ABCマートで買い物:$15
最終日
名残り惜しいですが、いよいよ帰国する日になってしまいました。
ホノルル空港までは、またまたThe Busで向かいます。
無事にチェックインし検査場も通過後、出発までの時間がすこしあったのでANAラウンジでビールと軽食をいただきました。
窓側の席だったのでホノルル市街とダイヤモンドヘッドが良くみえました。
羽田空港到着は夕方で、夕焼け空の富士山がきれいでした。
<最終目にかかった費用>
・ベッドメイキングのチップ:$2
・The Bus(ワイキキ~空港):$3
まとめ
今回はかなり節約したホノルルマラソン旅行をしてきました。
今回かかった費用の合計
4泊6日のハワイ旅行の費用をまとめると以下のようになります。
- ESTA申請費用:$21
- 航空機(ANA特典航空券)発券費用:25,560円
- ホテル宿泊費用(リゾートフィー含む):$788
- The Bus料金(HOLOカード購入費含む):$23
- ホテルチップ:$8
- 打ち上げ(懇親会):$50
- 観光等:$15
- 食費等:$28
- 土産:dポイント10,000ポイント
ドルで支払ったお金はトータル$933となり、この時期の為替レート(クレジットカード手数料含む)は約140円/ドルなので日本円にすると約13万円となり、ANAの特典航空券発券費用を合わせると、
合計約15.5万円+土産代(1万dポイント)となりました。
ホテルを2人でシェアできていれば、あと5.5万円程度節約できていましたね。
なお、これ以外にホノルルマラソンのエントリー費用は約3万円必要でした。
節約テク7選
- ハワイの公共交通機関「The Bus」を利用
- 「HOLOカード」を購入してバス「一日定額乗り放題」や「乗り継ぎ無料」をうまく活用
- 渡航前に「楽天カード」を申し込み、ホノルルラウンジを活用してホテルチェックインまでの時間を有効に使う
- ANA便利用時は「ANAエキスプレスバス」や「ANAラウンジ」を活用
- dポイントを利用して1ドル100円相当で買い物やレストランを利用
- 「100均のレンジで使える容器」や「トラベルマルチクッカー」を持参し自炊
- マイルを貯めて無料で特典航空券を発券
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今回は、飛行機代をマイルを使った特典航空券で発券したので、その分の費用を抑えることができました。
どのようにしてマイルを貯めたかについても記事にしていますので参考にしてください。